かなり久しぶりの投稿になりましたが。。特別支援クラスの先生方に講義をおこなう機会を得ました。
テーマは特性について。「特性を理解し支援につなげる」みたいなタイトルで。
学校教育の現場に入って感じたのは、特性の理解に幅があること。
例えばADHD(注意欠如多動症)であれば、「あー多動の子ね。」「授業中立ち歩くから大変なのよ」という先生の理解があります。でもこれは病気を理解しているだけ。
大切なのは立ち歩く子にどう対処してあげるか。です。
そして、なぜ立ち歩くのかというメカニズムを理解していること。
メカニズムを理解し、対処することが「特性の理解」を示すと思います。
足が生まれつきない人に走れなんて言いません。特性も生まれつき「落ち着いて行動をする」機能が未熟です。
それを知らずに「全然集中力がない」「正座させてじっとさせよう」「静かにしなさい」「席をたたない!!」と腹を立てている先生をみたことありませんか?
それが意図して行われているなら叱っていいのですが、その機能がない人にはその注意は酷です。
でもこれまでは「この子の将来のために」と厳しく指導して、そしてそれが高学年になったら脳も発達して落ち着くので「指導がよかったんだ!!」と得意げになる先生がいました。
結局、指導がよかったと勘違いし、次同じような生徒がきたらまた同じような指導をしてしまう。
今回の講義では、そのような先生いませんか?自分の胸にてをあて過去にそんなことしてないか思い返してくださいとお話しした。
わりと反響も良く「うちの学校でも同じ内容でやってもらえませんか?」とか声をいただく事ができました。
今回の講義で初めて導入したのが「全員参加型」
これまでは講義して質疑応答して~のシンプルなタイプばっかり。今回はそれにシンキングタイムを設けて、隣と会議してもらった。
その取り組みは良かったのですが誤算が。
自分のMC力がない。現場の先生同士良い情報をくれたのだがそれに対する自分の回答が塩すぎて。。
時間をそれで潰そうくらいの気持ちで実験したのがまずかったので次回は修正。
ちゃんと準備してシンキングタイムを用意しようと反省。
D-Sunsでは講義のお仕事をいただいております。講義の内容によりますが、最も安いもので
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