今回は歌の紹介をします。長渕剛の1991年のアルバム「JAPAN]のなかの「親知らず」という曲。
この記事を読まれた方は是非聞いてほしい1曲。長渕剛が苦手な人には不安ですが、ファンには痺れる1曲です。
ペンチで親知らずを引っこ抜き そいつをぼりぼりかじりながら
ぼっこりあごがふくれあがった 暗く新しい朝に 根っから貧乏性の この俺ときたら
黒いコウモリ傘をさして テレビをみている
よこしまなマスコミはいつも くさい息を吐き 知識と教養をふりかざす
点数稼ぎのバカ野郎どもが はるか地球の上から人を見下ろしても
日銭暮らしの俺たちにゃ もっともっと大事な事がある
俺の祖国 日本よ! どうかアメリカに溶けないでくれ 誰もがわが子を愛するように
俺の祖国 日本よ! 近頃ふざけすぎじゃねーか もっともっと自分を激しく愛し貫いてゆけ
銭はよ 銭はよ そりゃ欲しいけれどよ 何ぼ積んでも 何ぼ積んでも 譲れねぇものがある
サビの銭はよ 銭はよ~ のくだりが大好きでこの曲が頭に流れて独立を決意した。
そもそも職場の文句は言いたくない生き方だったが、だんだん職場の文句を言うように自分がなっていた。
嫌な職場なら職場環境を変えればいいと奮闘していたが、「この職場は手に負えん」とあきらめ。。
じゃー職場を作れば良いじゃんと独立を妄想がてら考え始める。
その時の不安はやはり経済力。やめた職場の上司を見ると犬感が半端ない。
犬になれば良い給料が約束されるから、犬になればいいや♪とは到底思えなかった。
でもサラリーマンてきっと犬根性じゃなけりゃやれないんだろうけど、犬になるにも飼い主次第で。
この犬小屋は住み心地いいし、この飼い主ならなんでも言う事聞いちゃう♪♪ていうスタイルが理想だと思う。
ま。私の場合はそのBOSSについていきたいと思えなかっただけだし、実際、忠実について行く人がいるから、BOSSが悪いわけでなく、私と合わなかっただけで。。
個人的には男女問わず仁義のある人というか、かっこいいBOSSがやっぱりいいなぁ。
承認欲求の強いBOSSはちょっと……。て思いますね。。
そして、そんな妄想していたら「親知らず」が頭を駆け巡った。
銭より大事なものを失ってはいけない!!!犬になれば銭は入る。しかし大事なものを失うんじゃないか!??て思った。
いろいろ悩む時はいろんな曲が駆け巡る。独立の背中を押した曲はもう1曲。
今度紹介します。
ちなみに「親知らず」の最後の方
土のない街をつくり 眠れない夜をつくり 緑のない空気をすいたくり
赤ん坊には注射針 つり下がった点滴の瓶がぶらぶら揺れている
俺たちは犯した罪を 汚れねばついた舌でなめている
ここのフレーズが曲にのるとめちゃくちゃしびれる。
アルバム「JAPAN]は1曲目のJAPANからかっこいい。
心震えたい人。ぜひ聞いてください!!銭より大切なもの。考えてみてください。
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